




SCROLL


2021年から関東を拠点に活動するロックバンド。90年代のUKロックと2010年代のサイケデリックロックを融合させた独自のサウンドを展開する。
2024年より、シンセサイザーのSayaとヴォーカル・ギターのRyoを中心に、サポートメンバーを加えたライブ活動を都内で本格化。2025年にはリズムギターのKekkeが正式加入する。
バンドの核となるキャッチーなメロディはSayaが手がけ、Kekkeのコーラスが厚みを加える。Ryoは空間的なメロディとアレンジメントを構築する。未だかつて誰も聴いたことのないサウンドを追求している。
2025年7月には前作のフルアルバムから3年越しのEPをリリース予定。ジャンルや固定概念からの脱却が期待される作品となっている。


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2025.07.27
modにて新EPリリースライブ「The Psychedelic Mars “Connecting the Unknown” release party」決定
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2025.7.11
The Psychedelic Mars 公式HPを開設しました
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2025.6.20
デジタル先行配信リリース決定 “Butterflyeffect”
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2025.6.20
SILENT PUNK TAPESに所属決定
アーティストページはこちら

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HAZE/大宮洋介
「こんなにカッコいいバンド今時いるんだ。」というのが第一印象でした。
楽曲を聴くとドリームポップ、ニューウェーブ的な印象を持つかもしれませんが、紛れもなくThe Psychedelic Marsという音楽だと僕は思ってます。
幸いにもThe Psychedelic MarsのEPのレコーディングでドラムを叩かせて頂きましたが、インディーズのロックバンドでレコーディング前に丁寧で完璧なデモ音源と正確なドラム譜面を作ってきたのは彼らだけでした。完璧なイメージがあるのでしょう。そしてドラムサウンドについてもドラムテック(ドラムのチューニング)の仕事もしてる僕のドラム話にもガッツリついてくるほどのドラムマニアっぷりにもびっくりしました。おそらく他のパートも同じように詳しいのだと思います。音楽愛に溢れたストイックで素晴らしいバンドです。
初めてライブを拝見した時もバンド内にサウンドイメージがしっかり共有されていて、メンバーも華のある佇まい。そして素敵な歌声と楽曲と完成度。日本発の音楽とは思えない素晴らしいクオリティのライブでした。
こんなバンドが今の日本から出てきてとても嬉しいです。The Psychedelic Marsは世界を見据えたロックバンドだと僕は思ってます。
音楽専門学校講師・産業カウンセラー・音楽ライター
手島将彦
一見矛盾するような要素が共存している存在は、強い印象を残すことがある。外見で人を判断してはいけないけれど「あんなに〇〇な外見なのに〇〇だ」というのはそのわかりやすい例だろう。アーティスト自身やその作品にもそういう面はあって、The Psychedelic Marsもそんな存在であるように僕は感じた。彼らには、音楽の芸術性の高さとポップさ、スケール感の大きさと緻密さ、その佇まいから感じる、いわゆるロック・アーティスト、ポップ・アイコン的なかっこよさと職人的真摯さ、などの相反するような要素が共存している。
彼らの持つそんな「矛盾の共存」の中で、注意してほしいと僕が思うのは「これまでになかった」という「斬新な驚き」と「わかるわかる」という「共感」の共存だ。彼らの音楽にはこれまでの先人たちや同時代の素晴らしいアーティストたちへの深いリスペクトと理解がある。だからそれらの音楽に対しての知識と体験があるリスナーは、そこへの共感を抱きやすいだろう。それは彼らの魅力の一つでもある。
しかしここで「注意してほしい」と僕が思うのは、彼らの音楽はそうした温故知新の基礎の上に、それよりも更に大きい「斬新な驚き」を生み出している、というところだ。どんなレジェンドなアーティストにもなんらかのルーツがあるが、彼らはそれを感じさせつつもさらに大きな新しい驚きを与えてくれる。The Psychedelic Marsが作り出す「音像」は、2020年代の後半に差し掛かった今、まさにそういう存在だと思う。いずれ洋邦関係なく「あの音ってThe Psychedelic Marsっぽいよね」というアーティストが生まれてくるんじゃないか、とさえ僕は想像している。